愛の欲求(根源的欲求)を利用する。

アメリカの心理学者マズローは欲求段階説で、人間の欲求を5段階に分類しました。

1.生理的欲求

2.安全の欲求

3.社会的欲求/所属と愛の欲求

4.承認の欲求

5.自己実現の欲求

低い段階の欲求が満たされてやっと次の段階の欲求が出てくると考えられています。人間が根源的にもっている欲求ですので、すべての人間がいずれかの段階の欲求をもっており、それに対してニーズがあります。日本では2の安全の欲求まではある程度みたされていますので、3か4あたりのニーズが強いんではないでしょうか?

この研究所のホームページを作るにあたって、TOPに「写真素材ぱくたそ(www.pakutaso.com)」の「モデル さとうゆい」さんの画像を使わせていただきました。ターゲットはビジネスで活躍する男性がメインですから、段階3の「愛の欲求」を使って興味を引こうと考えたわけです。

構図も男性は女性にみつめられると好きになりやすいともいわれていますので、カメラ目線のものを選びました。

株式運用の情報誌などが「女性タレント」を使っていたりするのも同じ理由です。最近は女性も運用しているというのも事実ですが、メインターゲットの男性を惹きつけるためなんですよ。

テレビCMをみると可愛い女性タレントを使っていることがよくあります。実際商品の価値とは全く関係ないわけですが、お客様の中の価値をあげてくれるのです。

古典的な手法で当たり前すぎて見落としていませんか?

使える!心理学マーケティング研究所

商品はいいのに何故か売れない・・・。そんな悩みを心理学やマーケティングの力で一気に解決!「実際にビジネスに使う」という観点と実際の経験をベースに紹介します。

0コメント

  • 1000 / 1000